【産直/高知県】限界突破ショウガ(1kg)販売開始。2023年の出荷が始まりました!「限界突破ショウガ焼き丼」もしなまつり店内で販売開始します!

¥3,980

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熱帯アジア原産といわれる生姜が、この標高700mの過酷な地で生き抜き、熟した風味と味。多くのプロを唸らせる、その名も限界突破ショウガ。


限界突破ショウガ/ラッキー農園


標高650メートルの雲海の棚田で、手作業で育てる有機JASしょうが

 高知県のしょうがの生産量が全国第1位で、シェア40%を10年近くキープしているのには理由がある。作物は一般に日照量が多いほどよく育つが、熱帯の多年草であるしょうがは高温多湿も好む。高知県は年間日照量と年間降雨量ともに全国1位、年間平均気温は全国5位で、しょうが栽培にまさにうってつけの気候風土なのだ。 四国山地の真ん中に位置する高知県大豊町は、日本で最初に65歳以上が人口の半数以上を占めた「限界集落」発祥の地。町の面積の88%が森林の急峻な山岳地帯で、棚田や傾斜畑で形成されている。
過疎化が進むこの町に北海道から移り住んだ酒井寿緒・笑子夫妻は、昼夜の寒暖差が大きい山村で、山頂付近の清涼な湧き水、冷たく澄んだ新鮮な空気、地元の山草・竹・稲わら・もみ殻などを利用した土づくりにこだわり、しょうがとトマトを有機JASで栽培している。2012年のラッキー農園開業時から化学肥料・農薬を一切使用せず、除草や虫取りを手作業で行い、作物を慈しんでいる。

◉皮ごと生で食べられる爽やかなしょうが
◉地元の土を大切にし、他所からの侵入を極力防ぐ
◉限界集落に産業を生み、現状を突破しようとする試み

ラッキー農園公式サイトはこちら


商品名 限界突破ショウガ
農薬 無農薬
肥料 無化学肥料
認証 有機JAS認証
販売

通年(2022年産掘りたて生ショウガは受付終了)

消費目安 保存袋に入れて新聞紙でくるみ、常温暗所にて保存で2ヶ月程度(決して冷蔵庫には入れないでください)
生産者 ラッキー農園
代表者 酒井寿緒
生産地 高知県長岡郡大豊町西川735番地



透き通った爽やかな辛さが特徴

しょうがは熱帯性ですが、標高700メートルの寒冷地でも、こぶの一個一個が太い特徴のあるものができました。県で一番メジャーな土佐一号という品種ですが、別の品種のようだと評されます。たくさんの肥料や水でドカンと太らせる栽培ではなく、じわっと自然に育てるとエグミや苦味が出ません。お客さまからは、透き通った爽やかな辛さだといわれます。
 肥料や稲わらも地元のものにこだわり、土づくりをしています。 しょうがで成功していた赤鬼さんの指導を忠実に実践して栽培しています。水は標高1400メートルの梶ヶ森頂上付近から引きました。ホースが凍らない深さに掘って500メートルほど埋め込みましたが、「この道路の下に宝物が埋まっているのを俺たちだけが知っている」と楽しい気分になれます。
農業の醍醐味はお客さまからの励ましの手紙と豊作です。5年前の秋、僕は生まれて初めて嬉し泣きしました。その後、収穫量も増え、一昨年には保冷庫(倉庫)を建て、一年中しょうがを販売できるようになりました。
なんとなく始めた有機でしたが、お客さまから親戚のように励ましの声や季節のお野菜などが届きます。喜んで、待っていてくださるお客さまのせいで人生が決まりました。期待を受けて応えるという人間としての快感を味わうと、「作れないから農薬を撒くことにしました」なんて言えません。喜ばれるものを追求することが一番になりました。


幸せの連鎖で名付けたラッキー農園

 1年で最も楽しいのは収穫です。刈った草を集め、粉砕してすき込み、肥料を撒いて耕運、畝立て、植え付け。全圃場を見回って丁寧に毎日行う芽出し作業は、相当な時間を要します。その集大成が収穫です。猛暑の炎天下、アイスノンを頭に乗せてがんばった作業の日々が走馬灯のように駆け巡り、成果が素晴らしければ嬉しいものです。
 望まれた量をすべて供給できる収量が目標です。圃場の大きさとしては今後1町は作っていたい。最近ようやく信用度がちょっと上がり、土地が借りやすくなりました。日本だけでなく世界にも販路はあると考えています。ただ、労働力のほうは今年ぐらいが限界です。手伝ってくださる方がいたら、ここに移住してもらいたい。少しでも人が増えればお世話になっている町に多少は恩返しができるかなと思います。
 笑子や農業、この町との出会いのすべてがラッキーですからラッキー農園と命名しました。笑子は幸運の女神。出会わなければ僕はいまでも札幌の工場で、メッキ仕事をしていたかもしれません。